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2018年 09月 09日

AF-S 800mm f/5.6E FL ED VR インプレッション

2014年(平成26年) 4月

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憧れの800mmプレート


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このレンズが開発発表した時から、その怒涛のMTF曲線が・・・直線????
驚きの画質が期待されて野鳥写真家の間では噂になりました。
しかし、発売1ケ月延期とか発売当初の納期が8ケ月待ちとか、まぁ~価格も凄いですが、待ちと期待も凄いレンズでした。

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←専用の1.25倍テレコンを使ってもこのMTF曲線?いや直線





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僕が手にしたのは2014年4月初旬で、セカンドロッド?かなぁ~~??。

僕がこのレンズ(AF-S 800mm f/5.6E FL ED VR)に期待したのは・・・。
①遠景で被写体が小さい構図の時の画質(山頂から街並みを絡めてヒコーキを撮影)
②高画素機(D7100など)を使用した時の解像感
③被写体まで距離があり、三脚を使用して高所(高さ3~4m)からの撮影する時の不安定なブレ(振動)を補正してくれる。


実際使い始めて感じたのは尋常では無い解像感と色分離と強力な手振れ補正!

ニコンが蛍石使ったら、こんな画質を提供してくれるんだぁ~と感動!!
キヤノンのEF540とEF328にも蛍石は使われてましたが解像感がまるで違いますし色ノリも違います。
キヤノンの方がわりとコントラスト付けて、色ノリ良くて、派手目の画が出てきますが、ニコンの玉は、違いましたね~。
ハイライトの階調が粘る感じで少し眠い印象だけど、しっかりシャープなんですね~。
色ノリは浅いですが、彩度は抑えられてて、レタッチで色彩をコントロールしやすい感じ!

手振れ補正が、これまた強烈に効きます!
しかも三脚使用時に高所(3m~4m)からの撮影でも、強力にブレを吸い取ってくれる感じでファインダーを覗いても安定してます

手持ち撮影・・・残念ながら、僕の腕ではその重さに耐えられませんので、基本的には手持ちはしませんのであえて評価できませんでした。
基本、三脚撮影 時々1脚です。

ジャンル別では・・・野鳥撮影の人にとっては、手放せない長距離砲になることでしょう。
その性能にはビックリさせられますが・・・価格はさらに驚き!
328と540の2本の合計金額とほぼ同じですからね~!


ヒコーキ写真(Liner)では・・・なかなか使いつらい焦点距離の800mm f/5.6
600mm f/4や500mm f/4の方が扱いやすいし 1.4、1.7、2.0テレコンの使い分けで焦点距離を設定した方がリーズナブルですね。

ハチゴローは、とにかく・・・究極の画質を提供してくれて、被写体までの距離を劇的に締めてくれる。
遠景でも被写体を実にクリアーに精細に映し出してくれる。


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それから・・・ニコンがEDレンズを使って高画質を唄うTC1.25専用テレコンですが、こちらは残念ながら、イマイチとの印象。

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後から発売になったTC1.4Ⅲの方が僕の856には良く解像します。

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曇天の時のAFピンが1.25では???と思わざる得ない。
1.4テレコンではそんな事なく、ピンも来るし、素晴らしい画質を提供してくれます。

TC1.25テレコンの画質は、悪くもなく・・・???。
この点は、今後詰めて行く必要がありそうです!




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2014/11/30 8:11
D7100+AF-S 800mm f/5.6E FL ED VR+TC1.4Ⅲ=1120mm(1680mm)
1/320s f/10 ISO200


by dreamconcorde | 2018-09-09 15:33 | カメラ、レンズ、機材


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